私たち日本バプテスト連盟には、常設委員会、特別委員会、臨時委員会が設けられています。臨時委員会、常設委員会は理事会決議を経て設置される委員会、特別委員会は総会決議を経て設置される委員会です。
臨時委員会は理事会が委託した課題に短期的に取り組み、理事会が終了を決議した段階で任務が終了する委員会です。
常設委員会
各個教会・地域主体の協力伝道を推進するために「常設委員会」(委員任期2年)を新設した。これまでの主事・専門委員の働き(機能)に替わる新しい仕組みであり、方針作りからある程度の決裁までを担う機関として整えていく。理事選挙改革に伴い、新しく選び立てられた理事(理事会)との連携も創造的なものとなる(理事会は各委員会に担当理事を派遣する)。2023年度に新機構としてスタートしながらも、前機構からの引継には最低半年間は必要となることから、上期(2023年度・2024年度)の委員には、働きの継承とスムーズな移行を重んじて、これまでの「専門委員」を担ってこられた人財を中心に理事会が選出する。
総務委員会 | 連盟自治の法的下支え
職務:「政策の法務」「総会の総務的支え」「ICT化(連盟事務所・諸教会)促進」「制度整備改善」「不動産関連(収益事業、連盟出捐不動産管理・取り扱い等)」 |
財政委員会 | 財務政策の次の10年を
職務: 「中長期財務政策策定」「単年度予算策定協力」 「財政委員会」は「総務室」と連携し財務課題の掌握につとめる。単年度予算について「総務室」は「財政委員会」に助言を求めることができる。単年度予算策定は「総務室長」。決裁できる内容は「資金基金組替案策定(理事会上程)」「財政計画策定とその評価(理事会報告承認)」など。「教役者退職一時金・年金制度」についても含む。 |
地域協働委員会 | 互いに声を響かせ合う
職務:「新たな支援政策」「教会間協力関係の促進(ネットワークづくり)」 プロジェクト:全国支援・地域協働プロジェクト(宣教室と連携) 新支援への移行のため諸教会の実状調査を行う(新支援制度の規程整備は「総務委員会」が担う)。「支援」「教勢報告」業務・地方連合連絡協議会との連携は「宣教室」担当。 |
研修委員会 | 交わりの中で共に育ち合う
職務:「研修運動(教会教育・教会音楽・ユース伴走)」「バプテスト大会運営」「諸教会・地域における研修会の推進」「バプテスト大会企画立案・開催・運営」 プロジェクト:教会音楽研修センタープロジェクト(要コーディネーター)。ユース伴走プロジェクト(全国プログラム等) 「プロジェクト」の定義:2種(常設委員会設置のもの、総会設置のもの)あり。決裁出来る内容は、 「バプテスト大会企画立案・開催・運営」 「諸教会・地域における研修会の推進」など。「地方連合教会教育連絡協議会」「地方連合教会音楽連絡協議会」「地方連合ユース伴走連絡協議会」(それぞれ仮称)を設け、地方連合との連携をはかる。 |
ハラスメント対策委員会 | 誰も痛まないように
職務:「ハラスメント相談・対策」 「防止教育策定と推進」「相談・解決のための対応」「調査委員会設置」 |
特別委員会
連盟の組織、運営に関する委員会 | |
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回転資金委員会 | 加盟教会および伝道所並びにバプテストの主義と理想に基づいて管理運営される事業団体に対して、必要な資金を貸し付ける。 |
西南学院大学神学部 学生奨学金委員 |
将来、日本バプテスト連盟加盟の教会、その他連盟に関係ある諸機関において、専ら伝道奉仕することを志望している西南学院大学神学部、神学専攻科の学生に奨学金を貸与し、その勉学を奨励・援助することを主たる目的としている。 |
神学教育に関する委員会 | 西南学院大学神学部・地方連合立等神学校・宣教研究所の三組織の連絡を密にし、それぞれの働きを調整して、一貫性のある総合的神学教育を行うことが目的。他に地方連合立等神学校の支援金の配分決定や、連盟派遣留学生推薦のための面接審査も行う。 |
資料保存・管理委員会 | 「連盟の宣教方策・立案及び宣教研究が歴史を踏まえて」行えるように連盟資料を保存・管理すること、また、資料を活用するための企画推進を行うことを目的とする。諸教会・伝道所の記念誌、建築資料、証集、写真などを収集している。 |
現代社会が抱える問題を宣教の課題として深めるための委員会 | |
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障がい者と教会委員会 | すべての人々が共に主の福音にあずかるために、障がいを有する人々の視点から、聖書に聴き、教会のあり方や宣教の働きを展開することを目的とする。 |
靖国神社問題特別委員会 |
靖国神社問題に限らず、反戦・平和の問題に広く取り組んできた。また、連盟総会で決議した宣言を実現するため、「そのとき教会は」シリーズの発行、講演会・学習会企画、地方連合社会委員会支援、広報・支援活動、他団体との連携など、さまざまな活動を展開。 |
公害問題特別委員会 | ただ共に生きることを日常消費生活のところから問題と本質を知らされつつ生きようとする・・宣教を大事にし分かち合い発信していく。 |
日韓・在日連帯特別委員会 | 当時、軍事独裁政権下の韓国にあって民主化闘争に取り組む民衆らと連帯していく目的で「韓国問題特別委員会」を設置。近年は、日本における、移住労働者の増加、難民申請外国人の増加などに伴い、在日・滞日外国人の人権課題に広く取り組み、とりわけ「外国人住民基本法」の制定運動に取り組んでいる。また、連盟宣教部と協力して「日・韓バプテスト青年交流ツアー」を実施。 |
部落問題特別委員会 | 基本理念「被差別者の立場に終始立ち切られたイエスを主と仰ぐ私たちキリスト者にとって、部落差別への無関心を差別への加担・罪としてとらえ、この課題への深い関わりを持つことが主のみ旨であり、差別問題解決のため、その戦いの先頭に立つことが福音の証しである」(1982年年次総会報告書)。活動の二本柱①連盟内諸教会・伝道所・事業体への啓発活動、②他教派・他団体との共働。 |
ホームレス支援特別委員会 |
「全国に3万人といわれる『ホームレス』の問題はいわゆる『ホームレス』と呼ばれる人だけの問題ではなく、現代社会に生きる人間関係を喪失し、生きる希望をなくしつつある一般市民一人一人とも無関係ではなく、私たち全てのキリストの教会にとって、大きな課題である」の提案を受け設置。 |
性差別問題特別委員会 | 「性差別は重大な人権問題です。これは、教会の中にもある重大な課題です。この課題に取り組むことは、小さくされている者の解放を目指すイエス・キリストの福音の業です。」 |
臨時委員会
平和宣言推進担当者会 |
「平和宣言」を連盟諸教会が教会形成の課題の一つとし、現在のイラク占領政策や憲法改悪などの危機が迫る中、平和に対する私たちバプテスト教会やキリスト者の態度を明確にするために用いられるよう推進する事が目的。 |
憲法改悪を許さない 共同アクション |
「敗戦60年にあたって」の声明採択に際し、特に憲法改悪の動きに対して、全国の教会・伝道所、地方連合等のそれぞれが、それを許さない具体的な行動をとる上で、理事会が主導的な役割をしてほしいとの意見を受けて、理事会の下に設置された。 |
東日本大震災 被災地支援委員会 |
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これからの伝道者養成検討委員会 | |
これからの国外伝道検討委員会(2023年度理事会答申まで) | |
国外伝道臨時員会 (2023-24年度) | 職務:国外の働き人のサポート、新体制移行調整 |
これからの機関紙準備委員会(2023年度一杯) | 職務:2024年度からの機関紙『バプテスト』の新たな展開の準備 |
『バプテスト』誌編集委員会(2023年度一杯) | 職務:2023年度の『バプテスト』誌の企画・編集 |
給与検討委員会 |