- 『聖書教育』2024年度後半、2025年度前半 プログラム表(2024年11月号 更新) 2024-09-12
- 月刊『聖書教育』2024年11月号 毎日のみことば 聖書箇所リスト 2024-09-12
- 第70回定期総会「提出予定議案に関する説明会」開催のお知らせ 2024-09-11
- 「外国人住民基本法」の制定を求める全国リレー集会 2024 2024-09-4
- 20240903 台風10号被災状況(9月6日追加) 2024-09-3
- ハラスメント対策委員会主催 公開研修会のご案内(10/24) 2024-08-27
- 全国発送/2024年8月20日便 発送書類 2024-08-22
- 2024年8月 国外伝道ニュース(IJCSパートナーシップ伝道報告) 2024-08-22
- 新「不動産規程(仮)」についての意見公募 2024-08-21
- 機関紙『バプテスト』2024年9月号 2024-08-20
お知らせ
伴い、語りかけてくださるイエスと共に歩む
2024年度がスタートしました。3月31日がイースターですので、今年度は復活節の中での歩みだしとなりました。
イエス・キリストが復活した日、弟子たちはその事実を受け入れることができませんでした。彼らの心には十字架の現実、敗北、恐れが重くのしかかっていました。身を隠す者、エルサレムから離れようとする者、女性たちの証言による「復活」は、彼らにとっては復活の出来事ではなく、「遺体が消えた」という出来事としてしか受け止めることができないでいました。
聖書は、復活のイエスがそのような弟子たちに自ら姿を現し、語りかけ、共に歩んでくださったことを記しています。このイエスの伴いと語りかけによって弟子たちは「復活」を信じる者への導かれていったのです。
私たちに見えているのは、「遺体が消えた」という出来事かもしれません。私たちの知識と経験値ではそのように理解するのが当然のことでしょう。しかし、それは「別の意味を持った大切な出来事」かもしれないのです。そして、イエスが伴い、語りかけてくださる「ことば」を受け止めるとき、私たちはその「大切さ」に気づくのです。
私たち日本バプテスト連盟は2023年度から、機構改革による新しい機構・体制での歩みを始めました。改革の理念は「今、共にキリストを証しするために 新たな『自立と協力』~各個教会・地域が主体となる協力伝道へ~」です。協力伝道の主体が改めて各個教会であることをあらためて確認し、協力伝道のリーダーシップを見直していく取り組みです。今回の改革は、連盟77年の歴史で4回目の機構改革ですが、その中でも抜本的な大きな改革といわれています。そのため、未経験の状況の中で、新しい体制での歩みを進めなければなりませんでした。
2024年度の歩みもまた、私たちは変化の中、改革の移行期を歩みます。この歩みの中で私たちは様々な出来事に直面することでしょう。時には、迷い、悩むこともあることでしょう。そして、そのような時、「イエスが伴い、語りかけていてくださる」ことを思い起こしつつ歩む私たちでありたいのです。
2024年4月1日
常務理事 中田義直