東北地方太平洋沖地震 災害対策本部まとめ 日本バプテスト連盟諸教会・伝道所・地方連合・団体の最新情報一覧 |
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2011年3月18日 21:00 現在 | |||
項目 | 県別 | 教会・伝道所 | 安否・状況 |
東北地方連合の全教会 | 青森 | 青森 | (3/16 15:56) 福田師より 佐々木昭正牧師夫妻と面談。教会関係者の無事を確認。建物の外壁に若干のひび割れは有るが問題無い。青森市は、電気・ガス・水道は復旧。ガソリンが不足。パンや牛乳なども不足。市内に避難所はない。他の被災地のために何かしたいが、今はガソリンがないため移動もできない。 |
カルバリー | (3/16 15:56) 福田師より。アーマンド・ジャルバード牧師夫妻と面談。教会関係者の無事を確認。教会員に津波で会社が流された漁業関係者がいる。3月16日から仙台地区で英語教師をしている外国人約65名の避難を教会で受け入れる。アメリカから経済的・人的支援の問い合わせが多数ある。連盟と協力して、それを活かしたい。 | ||
小松ヶ丘 | (3/16 15:56) 福田師より。堀米重次郎牧師と面談。教会関係者の無事を確認。建物の被害はない。地震直後2日間、教会で近隣の方々15名ほどの避難を受け入れた。地域に身寄りのない高齢者が多い。何か助けになりたい。 | ||
三沢 | (3/16 15:56) 福田師より。 小向光雄兄(教会事務)と面談。教会関係者の無事を確認。建物の被害はない。三沢市は、三沢漁港が津波の大きな被害。電気・ガス・水道は復旧。ガソリンが不足。食料品も品薄。市内に避難所はない。 | ||
八戸 | 3月17日(11:18) 福田師より 甲谷良男牧師と面談。教会関係者の無事を確認。教会員2名が仙台で被災し、一時、八戸に戻られなかった。教会関係者に太平洋沿いの被害が最も深刻な地域に住んでいる方もいる。建物に目立った被害はない。マスメディアでは、どうしてもより被害の深刻な地域の報道が優先されますが、八戸の津波被害も、かなり大きなものです。ただ人的被害が小さかったことは不幸中の幸いでした。八戸は、三陸海岸の北の玄関口です。津波の大きな被害を受けた久慈市(岩手県)まで、国道45号線は復旧しています。これから先、八戸が、北東北での活動拠点の一つになって行く可能性もあるのではないかと思います。もう少し八戸での情報収集をして、盛岡に向かいます。度々、大きな余震が起こっています。お祈り下さい。 |
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鮫 | 3月17日(11:18) 福田師より 林牧師と面談。教会関係者の無事をほぼ確認。教会員5名が、津波によって、職場が流されたり、壊滅的な被害を受けている。今後の生活が心配。八戸市は、港湾地区の工場地帯や漁業施設に甚大な被害。津波により、外防波堤が崩壊したため、余震の度、再度津波に襲われないかと怯えている。教会の建物に目立った被害はない。電気・ガス・水道は復旧。ガソリンの不足は深刻。食糧も品薄。市内に三個所ほどの避難所があるが、徐々に入所者は減っている。 | ||
岩手 | 盛岡 | (3/11 20:41)無事との報告あり | |
秋田 | 秋田 | (3/12 8:30)教会、附属幼稚園 無事との連絡有り。 | |
宮城 | 大富 | (3/13 14:58) 伊東氏より。教会、牧師館に大きな損傷はないようです。教会員全ての安否が確認できたわけではありません。家族が海沿いに住まわれている方もおられ心配です。今朝の礼拝は外でまもりました。ライフラインが切断されており、ストーブが使えなかったので、外の方が暖かかったようです。仙台市内のライフラインが次第に回復しつつありますが、メールが使えない場所があるため、連絡出来ません。神様が1番のライフライン。頑張ります。お祈り下さい。 | |
仙台北 | (3/13 17:48) 福岡有田教会・金丸師より。仙台北教会の古川明さん(代表代務者)からの連絡をいただきました。仙台北教会では本日、数人で礼拝を行ったそうです。物は散乱していますが、建物はとりあえず大丈夫のようです。教会員の方々も、全員が確認できたわけではないけれども、連絡がつく範囲では無事が確認されているそうです。電気、水道は不通。電話もつながりません。古川さんはライフライン確保のため、礼拝後、山形に出て、そこから電話をしてこられたそうです。 | ||
吉岡伝 | 3月17日(12:15) 野口師より 吉岡はライフラインすべて復旧、会堂で寝泊まり、炊事、洗濯出来ます。仙台市まで25km、被災海岸まで30kmです。Stationとして使えます。灯油不足で暖房困難、ガソリンなしで移動困難。被災地への移動手段を考えて来て下さい。ゼッケンを、バプテスト連盟とか、解りやすく書いて、着けてくださると、避難者は安心します。 |
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南光台 | (3/14 9:57)井形師より詳報 「震災直後から、停電が続いていたようですが、14日の9時には電気が回復し、電話が通じるようになりました。今朝は、PCを立ち上げることもできず、メールの確認もできなかったようですが、PC宛てのメールも、電話線がつながっていれば、確認できるかと思われます。南光台教会の目下の課題は、半数くらいの教会員の安否が確認されていないことです。仙台市内は、ガソリンスタンドがどこも閉まっていて、ガソリンが入手できないため、車での移動は困難とのことで、今後、安否確認にはさらに時間がかかるとのことです。現在、4つの家庭(または、世帯)が教会に寝泊まりをして、協力して暮らしているとのことです。プロパンガスがあるので、備蓄していた食糧であと一週間くらいは暮らせそうとのことでした。断水している水も、市内で水がでるところがあり、教会の方で水を調達できる方に持ってきてもらえると言っていました。ただし、仙台市の給水場は水が底をつき、給水車での水の配給は難しくなりそうだとも言っていました。南光台教会のある泉区は、災害が軽度だったようですが、町内には独居老人が多く、その見回りもすると言っていました。今後、その方々に、暖かい食べ物を用意するとなると、さらにプロパンガスや食料の原料や水などが必要になります。教会として、地域の人たちに力になるとすれば、連盟で集める献金を原資に資金提供をしていただいたり、自分で寝るところを確保できるボランティアを組織するなどの支援があれば、地域に根ざした教会の活動につながるのではないかと思われます。もちろん、ライフラインや水、食糧の整備は本来、行政がすべきことで、教会のしかも牧師は、心のケアなど、本来すべき本務があるはずですが、バプテストの教会で集めた献金が具体的な活動として見えるのであれば、教会で支援活動をするといいのではないかと思われます。神戸の震災では、炊きだしなどノウハウのある加藤先生の経験と知恵をぜひ、教えていただければと思います。」 | ||
仙台 | 3月18日(17:30) 安否確認がまだだった方の全員の確認が取れたそうです。(現在会員73名中73名) | ||
山形 | 山形 | (3/14 10:43)菅野氏より 山形教会は一昼夜つらい時を過ごしましたが、大きな被害もなく皆、無事であることが確認でき、昨日は通常の3/2位でしたが、礼拝を守ることができ皆で祈りを合わせました。午後、一人暮らしの方や病弱の方を訪ね、安否も確認しあうことができ、共に主に感謝を致しました。お祈りをありがとうごじます。仙台地区の方々とは、未だに連絡が取れず、心配しています。情報が多くなるにつれ、かえって心痛むことが大きく、一日も早く救いの手が述べられるようにと祈るばかりです。(昨夜、仙台北の姉妹が避難所におられることが山形の親族の話でわかり、ほっと安堵しているところですが、他の方はわかりません。)今朝、山形県は救援物資の基地を設置する旨の報道がありました。私たちは特に被害の大きい宮城県に隣接する、いちばん近い教会として、何かなすべき事かあろうかと考えています。牧師が不在で、また高齢者も多い教会ですが、どうぞ、できることがあったら、連盟の方々からも教えていただければ嬉しく思います。 | |
福島 | 福島旭町 | (3/14 12:52) 鈴木牧人師より 旭町教会の幼稚園は開園しているとのことであるが、登園者はほとんどいないとのことでした。 | |
郡山コスモス | (3/15 9:51)酒田伝・藤井氏より 原発の影響で屋内待避。断水中。 | ||
(3/14 12:52)鈴木師より 現在、家の中のものを片づけをしている。建物は梁は大丈夫なので修復は可能であろうとのとこ。水は地域により断水している。ガスはプロパンなので現在は使用できる。学校は今日、明日、休校である。原発のことが非常に心配であるがテレビ報道の情報しかない。教会にあった昆布を教会の方に配って共に食べたとのこと。旭町教会の幼稚園は開園しているとのことであるが、登園者はほとんどいないとのことでした。 | |||
あゆみの家 | (3/14 10:29)渡辺政友牧師とは連絡が取れました。ご無事とのことです。 | ||
茨城県の諸教会(被災教会のみ) | 茨城 | 水戸 | (3/12 18:50)(木村氏より) 水戸教会の人的な損害はわかりません。教会の礼拝堂は損傷はほとんどないです。地盤が少し沈下したので、駐車場や、教育館との通路、などが段差が最大で数センチ凸凹になっています。教育館は空調のダストが、天井から落ちそうになるなど、修理点検ののちでないと使えません。空調暖房の本体機器はどうなのかはわかりません。教会の棚などからはみんなものが飛び出しているので床にいろいろと散乱しています。牧師館は内部を見ていませんが、外見はちょっとだけ痛んだ程度でした。明日日曜は短く藤枝牧師がメッセージして、分かち合いののち、片づけをします。水戸市内の被害はかなり目立ちます。塀の倒壊はたくさんあります。古い木造住宅でつぶれているものも見ましたが、ビルの壁が落ちているところなどはたくさんあります。電気は開通しつつありますが地域ごとにずれがあります。水道はまだです。電話は公衆電話がありますし、固定電話も使って皆連絡しています。 |
日立 | (3/14 8:47)村中師より やっと電気が通じてこのメールを書いています。水道はまだです。日立教会は瓦が落ち、礼拝堂内の壁に亀裂が入ったぐらいです。会員は全員無事ですが東京や横浜に出かけた会員たちは目下足止め中です。 | ||
千葉県の諸教会 | 千葉 | 市川大野 | (3/11 22:17)無事との報告あり |
富里 | (3/11 22:50)会堂・牧師館備品など一部損壊。 | ||
花野井 | (3/11 22:50)牧師館内壁など一部損傷。 | ||
各地方連合の動き | 北関東連合災害対策 | 3月18日(18:15) 災害対策本部より 北関東地方連合の第一次緊急物資輸送チーム(石井・岡田一台)が、3/17深夜に帰ってきました。仙台市内の教会を訪ねて、物資を輸送いたしました。灯油、食糧など、非常に基本的な生活や健康に直結する物資が必要だというレポートでした。新潟→山形→仙台というルートです。帰りは山越えが猛吹雪で、視界が悪く、厳しい条件下であったとのことです。明日は、第二次輸送チームということで四台(野口・濱野、武林、岡田・福田、安藤)が被災地に向かいます。原発の放射能漏れを心配してくださるご意見を多数いただいていますが、そのリスクを承知して、最大限の安全を確保しながら、向かう予定です。どうぞお祈りください。物資については、日々、そのリクエストが変わりつつあるというのが実情のようです。3/17現在は、灯油、ガスコンロ、カセットコンロ(ボンベも)、食料、粉ミルク、ウェットティッシュ、おむつ、生理用品などです。 | |
福岡連合災害担当窓口 | (3/16 22:20)日本バプテスト連盟の災害対策本部との連絡や情報交換の窓口として、福岡地方バプテスト連合の総務委員会の下に災害担当窓口を設けました。スタッフは原田寛牧師(リーダー・福岡教会)、野中宏樹牧師(鳥栖教会)、藤寿牧師(那珂川伝道所)を選任しました。 | ||
連盟の支援の動き | 災害対策本部 (連盟事務所内) | 今後の救援・支援活動 @連盟の仙台地区の教会から「支援物資は緊急に必要としている場所に届けて欲しい」という声を受けて、この二週間は緊急支援期間として、連盟だけでなく地域への救援活動をしている教会、また避難所で食料等が十分に届いていない地域に対し週4回を目標に、支援物資を搬送します。この働きは北関東地方連合の全面的な協力を得て行います。A北関東や東京では、直接被災していないものの震災の二次被害で仕事などを失い、生活に困っている滞日外国人のグループ等にも、必要な支援を考えていきます。B放射能被害が心配される地域の教会で幼児や妊婦の避難先を探している場合には、宿泊先として連盟事務所を提供し、搬送支援を行います。Cまた連盟のボランティア派遣に際しては、放射能被害の趨勢を見極め、その対策に配慮をした上で実施していきます。D性差別特別委員会では、阪神淡路大震災の経験から、避難所等で起こる性暴力を事前に防ぐ手立てを取るよう政府に要請していきます。E東北には日本バプテスト同盟の教会が多くありますので、同盟の震災支援とも協力し連携していきます。すでに F海外からも連日のように被災状況の問い合わせ、献金の申し出がありますので、適宜、情報を発信し、祈りの要請をしていきます。G緊急救援(震災後一ヶ月)の後は、中期的・長期的な視点から教会と地域への支援のあり方を考えて、働きを組み立てていきます。 |
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同盟の動き | 日本バプテスト同盟 | (3/12 11:17)同盟は東北連合に危機管理本部を設置する方向で情報を収集中とのこと。 | |
沖縄連盟の動き | 沖縄バプテスト連盟 | 沖縄連盟が同盟、連盟に対してお見舞金を送付くださいました。この機会に「三バプテスト」の協力と祈りを合わせていきたいと願います。 | |
他教派の教会の動き | 仙台南 | (3/14 10:04) 榎本室長より 仙台市若林区内にあるバプテスト仙台南キリスト教会(主任牧師青木康弘、牧師今井誠二)は、これまでのNPOホームレス支援活動の物資を使って、教会で炊き出しを開始しました。600食。 | |
海外からの支援の動き | 米国のノークロス日本語教会 | 酒巻牧師を二週間派遣してくださるので(24日着)、連盟として同師を仙台に派遣し、連盟として支援すべき地域や働き等の調査をしていただきます。自治体を通しての支援がなかなか届きにくい地域、グループ、避難所への支援(ホームレス支援を含む)を行っていきます。 |
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テキサス州連盟 | 支援の申し出があり、来週には宝田豊牧師(ノース・テキサス日本語教会)と2名の専門家が派遣されてきますので、その働きに協力し連携していきます。 | ||
BWAid | 3月14日(23:42)海外情報 BWAid(世界バプテスト連盟救援委員会・ハンガリーバプテスト連盟)が日本での救援活動についてリポートしています。 http://english.baptistasegely.hu/ |